英語は日本語と同じくらいに奥が深いものです。
英語に限らないことだとは思いますが、母国語以外の言語を一つ知ると、入ってくる情報・世界が広がってくるのを感じることができます。
ただその中でも英語は今、国際的に共用語となりつつあるだけあって、その日本語だけでは絶対に手にすることのできない情報量の多さに圧倒されます。
私が英語を勉強し始めたのは英語が必須科目となった中学校に入ってからでしたが、外国語に対する憧れは幼少の頃からあったと思います。
昔、私が幼稚園に入るか入らないかの頃、近所の公園で遊んでいたときに、たまたま英国から来た子供の兄弟に出会いました。
砂に指で絵を描き、色々とコミュニケーションを取りながら、自分が『今目の前にいる友達の言葉が全くわからない』という事実がとても面白く、わくわくしたのを覚えています。
あの時、「ほかの子がわからないこの言葉を絶対自分のものしよう!」と強く心に決めたあの思いがその後の私の英語への熱意の基となったのでしょう。
今、テレビやインターネットなどで、国境を越えて飛び交う情報には、もちろん、すべて字幕がついているわけではありません。
そんな時、訳したものや字幕や吹き替えが存在していなくても、理解できると、確実に知識や娯楽の幅が広がるわけです。自分とは全く異なった意見や考え方を知ることができるようにもなります。
高等教育をアメリカで受け、青春時代もそこで過ごし、現在では日本にいながら家では英語を使う生活になり、私にとって英語は単なる外国語ではなく、母国語の日本語と同様に大事でかつ、必要な言語となっています。
それでもlate starterだったため、中学校で最初に英語を習ったときの内容や、必死で試験勉強をした時のことなどの記憶もあることから、英語を勉強する人がつまずく点なども心得ているつもりです。
このサイトでは、そんな私の視点から、英語を勉強する人に少しでも参考にしてもらえるような内容のコラムを掲載していきたいと思います。
2011.01.23. New Language Connection