さて、タイトルからしてありがちなabbrev.、つまり省略形についてです。
こんなことを書こうと思ったのも、最近私の職場でやっているメールサービス『idiom-of-the-day』(今日のイディオム)というe-mail に、何が起こったのかここのところIdiomではなく Abbrev.が届く様になってしまったからなのです。
これじゃぁ『Abbrev.-of-the-day』である。
"AA"=Automobile Associationとか"BA"=Bachelor of Artsとかで始まり、どう見ていてもアルファベット順だ。
ん?と思ったのが、"CD"。さて、何の略?
何かものすごくマイナーなものなのかと思いきや、普通に私達が良く言う"CD"=Compact Disk。
ちょっと何かを期待していた私にとっては拍子抜けした瞬間。
『こんなのわざわざいらない。』と思い始めてい たのだが、毎日来る中には、意外と会話に出てくるもので知っていた方が良いものもあった。
例えば、"BYOB"。 これはBring your own beverage(飲料はご持参下さい)の略で、パーティーなどの招待状の下の方に書かれていたりする。beverageの部分はboozeでもbottleでもbeerでも良いし、Baby Showerなどではジョークとしてbabyととることも。
あとは"ASAP"。As soon as possible(大至急)の略で会話でもメール、または急ぎのメモなんかでも使われる。
そして、こちらは日本ではあまり聞かないが、どうだろう。
"AA"。
例としては"He's in AA"と使ったりする。
これはアメリカではどこにでもあるAlcoholics Anonymousの略で、アルコール依存症を克服する会の様なもの。
アメリカではこの"XXXX Anonymous"という、何かしらの悩みを持つ人達同 士の、匿名の会が全国各地にある。
ほかにも"Nicotine Anonymous"、"Gamblers Anonymous"、"Overeaters Anonymous"などその悩みの対象者別にさまざまな"XXXX Anonymous"の会があるわけだ。
さて、まだ職場の『Abbrev.-of-the-day』には出てきてないが、この先おそらく出てくるだろうと思うもので、"RSVP"がある。
これは実は英語ではなく、Repondez s'il vous plait.というフランス語の略で 、「出欠席を事前に必ずご連絡下さい」の意味だ。
字から見ると英語なら"Response please."ということのようだ。
さて、ここで問題です。 この記事に何度も出てきた"Abbrev."も略系ですが、もとの単語は何でしょう?
タイトルもありがちなら終わりもありがちな記事にまとめてしまいましたが、どうぞご愛読下さいませ。